成果発表の場を学外に
学生たちが函館で生活しているにもかかわらず、街の中にあまり出て行ったいないという事実。そして、地域におけるはこだて未来大の認知度が実感値として低い・・・ということで、「もっと街中で暴れよう!」という仕掛けをいろいろと画策しています。
その文脈で、青年センターの方たちと話す機会があり、いろいろお話ししたところ、「ぜひご活用ください」とのアドバイスをいただき、早速行動に移すことにしました。
今日はその打ち合わせで、青年センターを訪問してきました。
函館市青年センターで成果発表を
結果として、
展覧会期間:2013年2月7日~2月11日
青年センター 1階ロビーを利用
※2月6日搬入、11日夜搬出
※卒展に合わせて、学生が街に積極的に出て行く機会とする
※公開プレゼンを2月7日にして、卒展の前夜祭と位置づける
というような趣旨で概要をまとめてきました。
当初は授業の枠内で、日程調整を考えていました。しかし、2年生にとって「成人式」は大切なイベントであるということ、その後の試験週間もがんばって欲しい、という2つの制約から、展示イベントの1月開催は難しいと判断しました。
授業の期間を外れるので、受講生の皆さんとはこれから相談することになります。有志による開催というかたちになるかもしれませんが、できれば全員参加でこのイベントを実施したいというのが、私の思いです。
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 2年生を対象とした授業の記録です。柳英克先生と原田が、協同で開講しています。このサイトの主たる目的は受講生の振り返りですが、一般公開することで、学生たちが大学でどのような活動をしているかを伝える広報活動の役割も担っています。授業のテーマとして「インフォメーショングラフィックス」を取り上げます。
2012年11月22日木曜日
2012年11月20日火曜日
2012 第9回
今日のメニュー
前半:レクチャー
1.前回の課題のふりかえり(原田)
2.第3課題のオリエンテーション(原田)
3.事例:自転車のデザイン(柳)
4.事例内容の図解
5.グループ分け、チームビルディング
後半:プロジェクトスタート
テーマ設定
仮説設定/活動計画
(特に来週、何をしに西部地区に行くかを決める)
プラン発表(準備:模造紙、付箋)
----------
第3課題:はこだてモビリティ
函館西部地区に、日常的に
若い人たちが集まる活動を提案する。
具体的には西部地区での活動とその移動手段を提案する。
・まず自分自身が継続的にやりたい、やれる。
・それを続けることを誇りに思える。
・他の人にも勧めたくなる。
・それに関わる人だけでなくその周囲の人々もハッピーになる。
(イベントやクーポンのような短絡的、単発的なものはNG)
・続けていくと社会がどう変化するかも予測する
ターゲットユーザー:未来大の学生、20〜30代の社会人、観光客
クライアント(出資者、実施者):函館市(企画局交通部)、自転車メーカー、函館市内の各種事業者(新聞社?造船業?市場?ホテル?)
◉アウトプット
模型+ビデオプロトタイピングで「新たな体験」のストーリーテリングを行う。
・新たな体験の全体像を説明するインフォグラフィックス
・新たな体験のための道具立て(プロトタイプ)
・新たな体験を実感させるムービー
・提案全体を説明する企画書
スケジュール
11月27日(火):フィールドワーク
12月18日(火):中間発表(プロジェクト内での共有)
1月08日〜22日までの1週間で展覧会と最終プレゼンテーション
◉プロセスについて
動くおもちゃで体験したデザインプロセスを、別のテーマ・対象に向けて応用する。
調査して、特徴(属性)を抽出し、そこから価値を見つけ出し
新たなかたち(モノ、コト)として提案する活動の応用編。
グループごとにミッションを設定し(行き先や目的)、
街(西部地区)を歩き、体験や発見した事柄を図解する。
地図、図譜(チャート)など。
▼
描かれた図から背景をはずし、
自分たちの経験の本質を見極め
▼
浮かび上がった経験を元に、
発見した価値、いま足りないサービスを見つける。
ユーザは自分自身。
お祭りやイベント案はNG。
日常活動、生活の価値として。
これがあれば西部地区に住みたい、と確信するもの。
▼
新たな体験を
もう一度、地図や図譜にマッピングする。
▼
そこに自分たちの姿や活動を置くために
どんなしくみが必要かを考える。
----------
前半:レクチャー
1.前回の課題のふりかえり(原田)
2.第3課題のオリエンテーション(原田)
3.事例:自転車のデザイン(柳)
4.事例内容の図解
5.グループ分け、チームビルディング
後半:プロジェクトスタート
テーマ設定
仮説設定/活動計画
(特に来週、何をしに西部地区に行くかを決める)
プラン発表(準備:模造紙、付箋)
----------
第3課題:はこだてモビリティ
函館西部地区に、日常的に
若い人たちが集まる活動を提案する。
具体的には西部地区での活動とその移動手段を提案する。
・まず自分自身が継続的にやりたい、やれる。
・それを続けることを誇りに思える。
・他の人にも勧めたくなる。
・それに関わる人だけでなくその周囲の人々もハッピーになる。
(イベントやクーポンのような短絡的、単発的なものはNG)
・続けていくと社会がどう変化するかも予測する
ターゲットユーザー:未来大の学生、20〜30代の社会人、観光客
クライアント(出資者、実施者):函館市(企画局交通部)、自転車メーカー、函館市内の各種事業者(新聞社?造船業?市場?ホテル?)
◉アウトプット
模型+ビデオプロトタイピングで「新たな体験」のストーリーテリングを行う。
・新たな体験の全体像を説明するインフォグラフィックス
・新たな体験のための道具立て(プロトタイプ)
・新たな体験を実感させるムービー
・提案全体を説明する企画書
スケジュール
11月27日(火):フィールドワーク
12月18日(火):中間発表(プロジェクト内での共有)
1月08日〜22日までの1週間で展覧会と最終プレゼンテーション
◉プロセスについて
動くおもちゃで体験したデザインプロセスを、別のテーマ・対象に向けて応用する。
調査して、特徴(属性)を抽出し、そこから価値を見つけ出し
新たなかたち(モノ、コト)として提案する活動の応用編。
グループごとにミッションを設定し(行き先や目的)、
街(西部地区)を歩き、体験や発見した事柄を図解する。
地図、図譜(チャート)など。
▼
描かれた図から背景をはずし、
自分たちの経験の本質を見極め
▼
浮かび上がった経験を元に、
発見した価値、いま足りないサービスを見つける。
ユーザは自分自身。
お祭りやイベント案はNG。
日常活動、生活の価値として。
これがあれば西部地区に住みたい、と確信するもの。
▼
新たな体験を
もう一度、地図や図譜にマッピングする。
▼
そこに自分たちの姿や活動を置くために
どんなしくみが必要かを考える。
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2012年11月13日火曜日
2012年11月6日火曜日
2012 第7回
第2課題:新しいうごくおもちゃを提案する その2
本日は第2課題の制作日。
受講生の皆さんにはとにかく手を動かしてもらうことを期待した3時間でした。
が、話し合いが長いね〜。なのにアイデアは広がらず、コンセプトは固まらず、テーマの本質にも迫れず・・・みたいなことになっているんでないかい?

後半になってやっと手が動き始めました。ただ、かなり決め打ちな印象。ここからさらにアイデアを展開するところまで、いけるかが重要なんだな。

一方で、時間いっぱい話し合いに終始するグループも。必死にアイデアを絞り出す、という経験をしてほしいんですけどね。
デザインというクリエイティブな世界の勉強をしている限り、楽だからといって、小さな殻に閉じこもって、小さな枠に収まった活動をして・・・、だけで満足して欲しくないなぁ。

さて、来週はもうプレゼンテーション。現時点では不安一杯ですが、この一週間でひとヤマ超えて、はじけた提案がたくさんでてくることを期待してます。
ところで、この板書の右上の図、誰からも質問が来なかったけど、こういうこと、気にならないのかなぁ?
次回の授業で、説明はしますね。
今日のつぶやき
待っていれば面白いことや自分のやりたいことが見つかるわけでも目の前にやってくるわけでもなく、目の前の問題をどうやったら面白いことに変えられるか、まずはやってみる、やり遂げることで、もっとやりたいことかどうすれば自分のやりたいことになりそうかが解るんだけどなぁ。
本日は第2課題の制作日。
受講生の皆さんにはとにかく手を動かしてもらうことを期待した3時間でした。
が、話し合いが長いね〜。なのにアイデアは広がらず、コンセプトは固まらず、テーマの本質にも迫れず・・・みたいなことになっているんでないかい?

後半になってやっと手が動き始めました。ただ、かなり決め打ちな印象。ここからさらにアイデアを展開するところまで、いけるかが重要なんだな。

一方で、時間いっぱい話し合いに終始するグループも。必死にアイデアを絞り出す、という経験をしてほしいんですけどね。
デザインというクリエイティブな世界の勉強をしている限り、楽だからといって、小さな殻に閉じこもって、小さな枠に収まった活動をして・・・、だけで満足して欲しくないなぁ。

さて、来週はもうプレゼンテーション。現時点では不安一杯ですが、この一週間でひとヤマ超えて、はじけた提案がたくさんでてくることを期待してます。
ところで、この板書の右上の図、誰からも質問が来なかったけど、こういうこと、気にならないのかなぁ?
次回の授業で、説明はしますね。
今日のつぶやき
待っていれば面白いことや自分のやりたいことが見つかるわけでも目の前にやってくるわけでもなく、目の前の問題をどうやったら面白いことに変えられるか、まずはやってみる、やり遂げることで、もっとやりたいことかどうすれば自分のやりたいことになりそうかが解るんだけどなぁ。
2012年10月30日火曜日
2012 第6回
第1課題:うごくおもちゃを図解する その5
作品発表
第1課題、決着のときです。
まずは全員で鑑賞、その後、学生それぞれの視点でベスト1作品を選び、ポストイットで記名投票してもらいました。

得票数の多かった作品については、投票した人から数名にコメントをもらい、その後で作者に「どんなテーマで」「何をどのように」「どんな工夫をしたか」を簡単に説明してもらう、というスタイルで共有をしました。

全体の印象として、おもちゃの表面的なかたちにとらわれすぎて、その本質を表現するに至っていないのが残念、という感じです。関係性のないデータどうしをグラフで比較したり、対象からかけ離れたメタファで特徴を説明しているのも、気になるところ。ここに例示したものは、学生たちの評価は高く、実際ていねいに魅力的に表現されています。しかし、この3歩先くらいに、こちらが期待しているゴールがあることを忘れないでほしいですね。


▲いいところまで来ているので惜しい・・・。本質を見極める力、練習して手に入れてください。
これまでのレーポートについてフィードバック
表現作品を自分の力で完成させた経験をふまえて、これまでの二つのレーポートについてもフィードバックを行いました。
レポート課題は「第1回授業:インフォグラフィックスとは何かを調べよ」「第3回授業:うごくおもちゃの背景にある科学的原理や機構について説明しなさい」でしたね。
ひとつ目のレポートについては、「インフォグラフィックス」の本質にたどり着けず、「ピクトグラム」のあたりで妥協してしまった人が多かったのが残念です。「ピクトグラム」もインフォグラフィックスの一部ととらえてよいと、私は思います。しかし、トイレのマークや信号はそのほんの端っこをかじったレベルです。
インフォグラフィックスマでたどり着いた人でも、その例がみんなこれ(Coffee Drinks Illustrated)だったのも、とても気になります。
相談してやるならもっと広く調べられたと思うし、誰かのレポートを見てまねただけなら残念な結果ですね。
二つ目のレポートは、ちゃんと調べて人たちのものは、とても面白かったです。
ラジオメータやぽんぽん船を調べた人たちは、かなり勉強になりましたね。
第2課題:新しいうごくおもちゃを提案する その1
さてここからは新たな課題に挑戦です。

ここまで調べて表現してきたおもちゃを手がかりに、新しいおもちゃを提案してみましょう。
この課題ではプロトタイピングがカギです。短期間のうちに、最低3回は「モノ」を作ってもらいます。
まず調べた様々な特徴から、そのおもちゃの本質を取り出して模型化してみてください。
提案するおもちゃはまずかたちにしてみて、その提案の妥当性を確認した上で、「モックアップ」として最終提示してください。
ヒントとして、今回の制作プロセスを図にしておきますね(画像クリックで拡大表示)。

今日は、グループで、おもちゃの特徴を再度抽出する活動まででした。制作時間は、実質的に次回1回分だけです。成果を楽しみにしています。
作品発表
第1課題、決着のときです。
まずは全員で鑑賞、その後、学生それぞれの視点でベスト1作品を選び、ポストイットで記名投票してもらいました。

得票数の多かった作品については、投票した人から数名にコメントをもらい、その後で作者に「どんなテーマで」「何をどのように」「どんな工夫をしたか」を簡単に説明してもらう、というスタイルで共有をしました。

全体の印象として、おもちゃの表面的なかたちにとらわれすぎて、その本質を表現するに至っていないのが残念、という感じです。関係性のないデータどうしをグラフで比較したり、対象からかけ離れたメタファで特徴を説明しているのも、気になるところ。ここに例示したものは、学生たちの評価は高く、実際ていねいに魅力的に表現されています。しかし、この3歩先くらいに、こちらが期待しているゴールがあることを忘れないでほしいですね。


▲いいところまで来ているので惜しい・・・。本質を見極める力、練習して手に入れてください。
これまでのレーポートについてフィードバック
表現作品を自分の力で完成させた経験をふまえて、これまでの二つのレーポートについてもフィードバックを行いました。
レポート課題は「第1回授業:インフォグラフィックスとは何かを調べよ」「第3回授業:うごくおもちゃの背景にある科学的原理や機構について説明しなさい」でしたね。
ひとつ目のレポートについては、「インフォグラフィックス」の本質にたどり着けず、「ピクトグラム」のあたりで妥協してしまった人が多かったのが残念です。「ピクトグラム」もインフォグラフィックスの一部ととらえてよいと、私は思います。しかし、トイレのマークや信号はそのほんの端っこをかじったレベルです。
インフォグラフィックスマでたどり着いた人でも、その例がみんなこれ(Coffee Drinks Illustrated)だったのも、とても気になります。
相談してやるならもっと広く調べられたと思うし、誰かのレポートを見てまねただけなら残念な結果ですね。
二つ目のレポートは、ちゃんと調べて人たちのものは、とても面白かったです。
ラジオメータやぽんぽん船を調べた人たちは、かなり勉強になりましたね。
第2課題:新しいうごくおもちゃを提案する その1
さてここからは新たな課題に挑戦です。
ここまで調べて表現してきたおもちゃを手がかりに、新しいおもちゃを提案してみましょう。
この課題ではプロトタイピングがカギです。短期間のうちに、最低3回は「モノ」を作ってもらいます。
まず調べた様々な特徴から、そのおもちゃの本質を取り出して模型化してみてください。
提案するおもちゃはまずかたちにしてみて、その提案の妥当性を確認した上で、「モックアップ」として最終提示してください。
ヒントとして、今回の制作プロセスを図にしておきますね(画像クリックで拡大表示)。

今日は、グループで、おもちゃの特徴を再度抽出する活動まででした。制作時間は、実質的に次回1回分だけです。成果を楽しみにしています。
2012年10月23日火曜日
2012年10月16日火曜日
2012 第4回
第1課題:うごくおもちゃを図解する その3
前回のスケッチを共有

おもちゃそれぞれについて、相当な数の表現が生まれました。これらすべてがこれから表現するための資源、財産になります。
▼
調べてきた物理現象の共有(最後に回収)
グループごとに、それそれが興味を持ったおもちゃの持つ科学的、物理的なメカニズムを宿題として調べてきました。それを各ブループ内で共有しました。
▼
チームで選ぶおもちゃの検討→決定
▼
インフォグラフィックスのデザインについてのレクチャー
視覚表現の基本要素は「点」「線」「面」「配置」「色」
点:存在を表す。そのかたちによって特徴(属性)を表現。具象から抽象そしてデフォルメまでを表現でコントロールしよう。
線:つながりを表す。太さ、長さ、描画方法(タッチ)、方向などによって、つながりに意味を持たせることができる。
面:領域を表す。かたちによってその空間の特徴を表現。そのまま面で表す方法と線で囲む方法を使い分ける。
配置:位置関係には意味がある。左右=並列、上下=階層。関係の深いものほど近くに=群化、まとまり。
色:図と地の関係によって意味を持たせることができる。基本は同系色=調和、補色=対比。これらの度合いをコントロールすることで全体のバランスを整える。

▲図のタイトルは「インフォグラフィックスの世界」ですが内容はインフォグラフィックスの要素(画像をクリックで拡大)
図解表現のレベル
ピクトグラム:モノをシンボル化する
数値を視覚化:数の視覚化、量の視覚化。ピクトグラムを連続的に並べることで、数や量を線や面として表現できる。
データの関係性を視覚化:グラフ。複数のデータの関係性を見る道具。解釈は見る人に委ねられる。
因果関係の視覚化:チャート。時間軸(順序)を持った関係性の表現に用いる。
位置関係、階層の視覚化:地図。空間的な位置関係を示す。ある領域の中でのそれぞれの位置。包含関係の表現。
見えない部分の視覚化:図解。イラストレーションとは、光を当てる、明らかにする、という意味。見えない部分を切り開いたり透過させたり分解したりすることで、見えるように示す。
▼
属性について再度抽出、ディスカッション(グループ)
グループで以下のポイントを再確認しながら、作品制作に向けた準備を進めます。
観察の精度をあげる
→具体的な視点、具体的なデータがないと、絵にならないんです。
水の軌跡、玉の軌跡、移動の軌跡
形状の精度
計り方:条件と結果の対応
複数の視点の組み合わせ
次週23日:インフォグラフィックス制作

対象としたおもちゃの概要、
動きの特徴とその背景にある科学的原理を図解しなさい。
※手描き、A3用紙一枚にまとめる。
進め方は・・・
・アイデアスケッチ(10バージョン程度)で徐々に完成度を上げていく
・清書としてケント紙にまとめる
・授業時間内に決着を付ける(その上で宿題としてさらなるバージョンアップを)
再来週30日:発表会、新しいおもちゃの企画
前回のスケッチを共有

おもちゃそれぞれについて、相当な数の表現が生まれました。これらすべてがこれから表現するための資源、財産になります。
▼
調べてきた物理現象の共有(最後に回収)
グループごとに、それそれが興味を持ったおもちゃの持つ科学的、物理的なメカニズムを宿題として調べてきました。それを各ブループ内で共有しました。
▼
チームで選ぶおもちゃの検討→決定
▼
インフォグラフィックスのデザインについてのレクチャー
視覚表現の基本要素は「点」「線」「面」「配置」「色」
点:存在を表す。そのかたちによって特徴(属性)を表現。具象から抽象そしてデフォルメまでを表現でコントロールしよう。
線:つながりを表す。太さ、長さ、描画方法(タッチ)、方向などによって、つながりに意味を持たせることができる。
面:領域を表す。かたちによってその空間の特徴を表現。そのまま面で表す方法と線で囲む方法を使い分ける。
配置:位置関係には意味がある。左右=並列、上下=階層。関係の深いものほど近くに=群化、まとまり。
色:図と地の関係によって意味を持たせることができる。基本は同系色=調和、補色=対比。これらの度合いをコントロールすることで全体のバランスを整える。

▲図のタイトルは「インフォグラフィックスの世界」ですが内容はインフォグラフィックスの要素(画像をクリックで拡大)
図解表現のレベル
ピクトグラム:モノをシンボル化する
数値を視覚化:数の視覚化、量の視覚化。ピクトグラムを連続的に並べることで、数や量を線や面として表現できる。
データの関係性を視覚化:グラフ。複数のデータの関係性を見る道具。解釈は見る人に委ねられる。
因果関係の視覚化:チャート。時間軸(順序)を持った関係性の表現に用いる。
位置関係、階層の視覚化:地図。空間的な位置関係を示す。ある領域の中でのそれぞれの位置。包含関係の表現。
見えない部分の視覚化:図解。イラストレーションとは、光を当てる、明らかにする、という意味。見えない部分を切り開いたり透過させたり分解したりすることで、見えるように示す。
▼
属性について再度抽出、ディスカッション(グループ)
グループで以下のポイントを再確認しながら、作品制作に向けた準備を進めます。
観察の精度をあげる
→具体的な視点、具体的なデータがないと、絵にならないんです。
水の軌跡、玉の軌跡、移動の軌跡
形状の精度
計り方:条件と結果の対応
複数の視点の組み合わせ
次週23日:インフォグラフィックス制作

対象としたおもちゃの概要、
動きの特徴とその背景にある科学的原理を図解しなさい。
※手描き、A3用紙一枚にまとめる。
進め方は・・・
・アイデアスケッチ(10バージョン程度)で徐々に完成度を上げていく
・清書としてケント紙にまとめる
・授業時間内に決着を付ける(その上で宿題としてさらなるバージョンアップを)
再来週30日:発表会、新しいおもちゃの企画
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