2012年12月4日火曜日

2012 第11回

経験の視覚化

先週のフィールドワークの振り返りです。
二つの表現で、体験の全体像を描いて、共有するのが今日の第一ステップです。
・体験地図1=空間表現(移動の全体像を図解)
・体験地図2=時間表現(ジャーニーマップを使って時系列で記述)
このふたつの表現で、グループメンバーの体験を俯瞰します。

経験空間地図

イベントを位置関係によって俯瞰すると、どんなことが解るでしょうか。
この表現では、距離を尺度にして、近い、遠い、という関係性を視覚的に表現することができます。
地図の特徴として、複数の要素(イベント)の集中度や偏りが視覚化されます。

経験時間地図

イベントを時間順に並べることで俯瞰すると、何が見えてくるでしょうか。
こちらの表現では、時間軸を尺度として、各イベントのタイミングが視覚化されます。
結果として浮かび上がる表現としては、「時間」を「距離」に置き換えたものとも言える。つまり、時間間隔が短いものは近くに、時間間隔が離れたものは遠くに位置づけられるわけです。
各要素のつながり方から、タイミングやパターンの発見が可能になります。

参考:超整理法、エクスペリエンスジャーニーマップ/カスタマージャーニーマップ



スケッチの構造化
全体を見てグルーピング、メンバーが何を見てきたか、何が足りないかを確認

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