2012年10月9日火曜日

2012 第3回

第1課題:うごくおもちゃを図解する その2

今回も、表現しながら考えるトレーニングが目的です。

前回は、まずユーザとしておもちゃで遊ぶ体験を自分のからだの中に取り込むことと、止まった状態のおもちゃの観察=スケッチを通して、形態の特徴をなぞってみるという体験と理解のプロセスでした。


今回は、おもちゃの動いている状態の観察がテーマです。その方法として「測る」と「データの視覚化」という測った結果をどう表現すれば共有できるかを考え実践する時間としました。
前半は「測る」、後半は「データの視覚化」が活動の目的です。

測る


各グループで、前回予め想定した測定方法で、おもちゃの様々な属性をデータ化していきます。寸法や重さはもちろんですが、動きの奇跡や量、位置の変化など、おもちゃの動きに関係する属性・変数をどう取り出すかがポイントです。
・属性を見つけるための視点を持つ

データの視覚化


集めたデータを、他の人と共有できるように視覚表現に変換します。単にグラフや表にするのではなく、そのおもちゃの特徴が伝わるような表現の可能性を探る、練習課題です。
とはいえ今日も、たくさん描くことが第一のミッション。目標枚数は一人20枚!
・数や量を視覚化するための方法を探る

宿題

次回はいよいよグループごとに対象とするおもちゃを決め、そのインフォグラフィックスの制作に入ります。その準備として、以下を宿題としました。
今回用意されたそれぞれのおもちゃに関係する、科学的な原理(動くしくみや物理現象、化学反応)について調べ、報告しなさい(個人作業)。
・A4用紙縦位置
・全て手描き
・枚数指定なし
これを資料に来週、グループで対象とするおもちゃをどれにするかを決めていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿